もりねき書店は2021年3月に公民連携事業により完成した、morinekiの目の前にあります。
目の前にはもりねき広場が広がり、商業施設keittoにはレストラン、ベーカリー、ライフスタイルショップ、ワークショップ、食堂が。
広場には「ライフスタイルにそと遊びを」のコンセプトのO.B.Sいいもり店があります。
そんなmorinekiの街に新しい仲間として「もりねき書店」はオープンしました。
「みんなで作る新しい本屋」をキーワードにこれまで延べDIYには70人以上が参加して完成しました。
もりねき書店プロジェクトは3人の近畿大学生と、サポートしていただくbaamu.labさん、コーミンさんでスタートしました。
「みんなで作る新しい本屋」として誕生するべく解体工事が始まりました。
以前あった小部屋を解体してフロアを広くします。スタートのこの日4人の大学生に1人の中学生と大人達が集まって作業はスタートしました。
小部屋の壁を外していきます。
小部屋の壁を外していきます。
ほとんど壁だった所がなくなりました。
小部屋のあった部分の壁紙をはがしていきます。
morinekiのお向かいにある四條畷学園高校さんのもりねき書店プロジェクト参加メンバー5人が参加してのDIYイベントです。 そこにたくさんの大学生も参加してくれて、解体した小部屋のあった場所に元あった木材も再利用し、素敵なウッドデッキが出来ました。
一枚一枚綺麗に削っていきます。
削って綺麗になった木材に塗装です
ついにウッドデッキが完成です。
エアコンのない真夏の暑さの中で、創作工房一志家具様に協力していただき、みんな汗だくになりながら初めて体験する作業に戸惑いながらも楽しそうに作業をしてくれました。
9月に入りましたが、まだまだ暑い中、DIYは進みます。
午前中の授業が終わった後、先週来てくれた高校生が体操服で来てくれました。
創作工房一志家具様にお伺いし、本棚となる材料を機械をお借りして、裁断、そして組み立てるための穴あけを行います。 高校生3人に大学生2人が参加してくれて、総数約400枚の材料を作ってくれました。
1枚の板を裁断していきます。
裁断した木材に穴を開けて行きます
総数約400枚の材料を作ってくれました。
18日のイベントに向けて準備完了!
目印だった赤いテントが外され、外壁塗装の為に足場が組まれました。
大東市街の保護者会お試しスクールとして16人の小中学生が来てくれました。
その子達を指導しながら、一緒に本棚作りや壁の塗装をする為に、高校生8人大学生10人も来てくれて、大人も足すと40人以上での大イベントとなりました。
9月も中旬を過ぎたというのに真夏のような暑さの中、あちこちでコミュニケーションが生まれ、世代を越えて盛り上がっている姿はまさに「みんなで作る新しい本屋」のコンセプトそのものになりました。
昼から高校1年生の2人が、手伝いますといってやってきました。
1人はこの日が初参加でした後ろは外壁塗装がほぼ終わったもりねき書店
外壁塗装も終わって足場が解体されたもりねき書店、店内の天井も綺麗に塗装されました。
引き続き壁の塗装を行いました。
季節はそろそろハロウィンに近づきつつあるようです。
最後に雑貨を置くセルフのねじを締めて、「みんなで作る新しい本屋」
もりねき書店DIYプロジェクト終了です。
少し歪みがあるのは、手づくりの証です。
倒れないようには補強します。
後はここに本と雑貨を並べるとオープンまであと少し
最後になりましたがテントが付きました。
商品陳列も始まり、可愛いトラックでcocoonさんが納品に来てくれました。
夕暮れに店内の灯りを付けるととても綺麗です。
最後の仕上げにもりねき書店の看板を書いていただきました。
書いていただいた木は以前の店舗で使用されていた廃材です。
綺麗に磨いて、新しくもりねき書店の顔になりました。
そして商品も陳列が完了しいよいよ明日オープンです。
無事グランドオープンしました、たくさんのお花もいただき現在店内はお花でいっぱいです。
スタッフはDIYプロジェクトに参加して、そのままお店の運営にも携わってくれるメンバーです。お越しいただければ、もりねき書店の物語をお話しします。
こうして完成された「もりねき書店」は関わってくれたみんなのお店になりました。
完成したもりねき書店は地域のコミュニティ拠点となり、学生と企業を繋ぎイノベーションを起こす、価値共創の場所にもなります。
もりねき書店は完成ではなく、これがスタートです。
「みんなで作る新しい本屋」この物語はこれからも続きます。